オフィシャルブログ

石膏ボードとは?【呼称・用途・種類】について詳しくご紹介

こんにちは、オフィス回復ドットコムです。

東京都豊島区池袋にオフィスを構え、関東一円範囲で内装仕上げ工事・原状回復工事を中心に施工している内装業者でございます。

内装工事のことなら何でもご相談ください。

 

今回の記事でご紹介するのは石膏ボードについてになります。

今では、建築の内装工事において欠かせない材料の一つですが
石膏ボードについてもっと詳しく調べてみようと思い記事にまとめました。

 

画像引用:吉野石膏様より

画像引用:吉野石膏様より

 

 

石膏ボードとは?

 

 

石膏ボード(Gypsum Board※ジプサムボード)とは、建築や内装工事において壁や天井の仕上げや補強に使用される建築材料の一種です。

 

 

石膏ボードの呼称について

一般的に「ドライウォール」や「ジブボード」とも呼ばれます。

石膏ボードは、地域や国によって異なる呼び名があることがあります。

地域によって異なる可能性があるため、特定の地域で使用されている名前を確認する際には地域固有の名称を調べてみて下さい。

 

●ドライウォール(Drywall)

アメリカ合衆国やカナダなど多くの国で「ドライウォール」と呼ばれています。
この名前は、石膏ボードの乾式施工プロセスに由来しています。

 

●ギプスボード(Gypsum Board)

「ギプスボード」という名称は、石膏(ギプス)を主成分とすることに関連しています。この名前は世界中で一般的です。

 

●プラスターボード(Plasterboard)

英国や一部の英語圏の国々で「プラスターボード」と呼ばれています。
この名前は、かつては壁の仕上げにプラスターが使用されていたことに由来しています。

 

●ウォールボード(Wallboard)

一部の地域では「ウォールボード」と呼ばれています。
この名前は、壁の仕上げ材として使われることに関連しています。

 

●ボードロック(Boardrock)

日本などの一部の国で「ボードロック」と呼ばれることがあります。
この名前は、石膏ボードを示す一般的な呼び名です。

 

●建築プラスターボード(Construction Plasterboard)

一部の地域で「建築プラスターボード」とも呼ばれています。
建築業界で使われることが多い名称です。

 

石膏ボードの素材について

 

まず石膏ボードの主な成分は、石膏と呼ばれる鉱物質(硫酸カルシウムディハイドレート)を主成分としています。
この石膏が、石膏ボードの中心的な素材であり、硬化することによって堅固な板状の構造を形成します。

構造は通常、2つの紙のシートで挟まれた石膏の中心層から成り立っています。
一般的に、厚さは1/4インチから5/8インチまでさまざまで、サイズも異なります。
一般的なサイズは4×8フィートです。

石膏ボードは、壁や天井の内装材料として使用され、室内空間を仕上げるために塗装、タイル、壁紙などを貼り付けるための基材として役立ちます。

また、仕切り壁や仕切り壁、隔音壁、耐火壁などの構築にも使用されます。

特性

●火災耐性: 一部の石膏ボードは、火災に対する耐性を向上させるために添加物を含んでおり、特に耐火性を必要とする場所で使用されます。

●防音性: 特別な防音石膏ボードは、音響効果を向上させ、騒音を制御するために設計されています。

●防水性: 一部の石膏ボードは湿度の高い場所で使用するために防水性を持っており、浴室やキッチンの壁に適しています。

石膏ボードは比較的軽量で取り扱いが容易であり、内装工事で非常に一般的に使用されています。

 

様々な種類の石膏ボードが市場で利用可能で、内装工事の内容に応じて適切な種類を選ぶことが重要です。

 

 

 

石膏ボードの多彩な用途:内装仕上げから隠蔽まで

 

1. 壁および天井の内装仕上げ

石膏ボードは、壁および天井の内装仕上げに最も一般的に使用されます。
ジョイントコンパウンドと組み合わせて使用し、平滑な表面を作成します。
これにより、壁紙、塗装、または他の装飾材料を取り付ける準備が整います。

 

2. 隠蔽

石膏ボードは電気配線、配管、断熱材などを壁内に隠すために使用されます。
壁を開けずに配線や配管を配置でき、美観を保ちながら機能的な隠蔽を提供します。

 

3. 耐火性

一部の石膏ボードは耐火性を持っており、火災の際に火の拡大を遅らせる役割を果たします。これは商業施設やマルチファミリー住宅などで重要です。

使用例: オフィスビルの隔壁には、耐火性石膏ボードが使用されており、万一の火災に備えて安全性を確保しています。

 

4. 防音性

石膏ボードは防音性に優れており、壁や天井の内装に使用することで音の伝達を抑制します。この特性は、アパートメントやオフィスビルでの使用に適しています。

実際の利用: アートスタジオの壁には、防音性の高い石膏ボードが取り付けられ、外部の騒音を最小限に抑えてクリエイティブな環境を提供しています。

 

5. 軽量性と取り扱いの容易さ

石膏ボードは軽量であり、取り扱いが容易です。これにより、内装工事の工程が迅速な進行が可能となります。

 

例: DIYで、石膏ボードの設置と取り扱いが簡単で、新しい壁面を迅速に作成できます。

 

 

 

まとめ

 

石膏ボードは、その多彩な用途と優れた特性から、現代の内装業界において欠かせない建材の一つです。
内装仕上げから隠蔽、耐火性、防音性まで、さまざまな用途で高い効果を発揮しています。

 

内装工事を計画する際には、石膏ボードの活用方法を考慮することは重要過程です。

石膏ボードの使い方は、工事の種類や要件に応じて異なる場合があります。
大規模な改装工事や特別な要件を持つ内装工事では、専門家の助言を受けることが大切です。

 

こちらのブログも参照ください。

石膏ボードと岩綿吸音板の違いについて

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

オフィスビル・テナント(店舗)の原状回復工事、入居工事、移転、撤退、リフォーム工事など

検討中でしたら是非、弊社へお気軽にご連絡下さい。

 

Instagram     Twitter     Facebook  

SNSからもお問い合わせできます。是非、ご一緒にご覧ください。

 

当社は、お見積もりから施工完了まで全てを自社で行い

お客様に「少しでも価格を安く、品質が高くて良いもの」の

提供を目指してお手伝いさせていただきます。

 

◆豊島区池袋の内装工事・原状回復工事ならオフィス回復ドットコムまで◆

〒171-0014

東京都豊島区池袋2-62-10 武藏屋第3ビル4階

TEL:0120-978-226