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原状回復工事の最終段階!自由に内装できる状態でお引き渡し【第3回】

こんにちは。
池袋を拠点に関東一円で原状回復工事・内装工事を手がけている、
オフィス回復ドットコムです。

全3回でお届けしてきた「原状回復工事の現場シリーズ」も今回で最終回。

第1回では間仕切り壁の解体
第2回ではPB(プラスターボード)の貼り付け作業

をご紹介しました。

そして今回は、施工の仕上げとなる「内装・設備の撤去完了後の状態」についてお伝えします。

 

 


 

 

キッチン設備の撤去と

 

まずはキッチンの撤去作業です。
シンクや吊戸棚などの設備を取り外し、壁タイルの状態まで解体します。
水回りの配管や換気ダクトも整理し、空間をフラットな状態に仕上げます。

 

キッチン解体後の様子

△キッチン解体後の様子

 

△全体の空間がすっきりした様子

 

 

室内全体の最チェック

 

設備撤去が完了したら、室内の細かな破片やほこりを回収し、清掃を行います。
この時点で壁・床・天井は仕上げ材のない状態となり、オーナーや次の入居者が自由に内装を選べる「まっさらな空間」に仕上がります。

 

原状回復工事が完了し、空になった室内

△原状回復工事が完了し、空になった室内

 

 

 

 


 

 

 

状回復工事の引き渡し形態

 

原状回復工事というと「入居前の状態に戻す」ケースが一般的ですが、
今回の現場ではオーナー様のご意向により、内装仕上げを行わず撤去段階での引き渡しとなりました。

この状態からフルリノベーションを行ったり、用途に合わせて新たに設備や仕上げを施工することが可能です。

 

 

 


 

 

 

ーズを終えて

 

 

3回にわたってお届けした練馬区マンション1室の原状回復工事。
解体からPB貼り、そして最終仕上げまで、一つひとつの工程が次の活用方法を見据えた大切なステップです。

これからも当ブログでは、施工現場の様子や工事の豆知識を発信してまいります。

 

 

 


 

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原状回復工事の第一歩!間仕切り壁の解体作業とは【第1回】

こんにちは。
池袋を拠点に関東一円で原状回復工事・内装工事を手がけている、
オフィス回復ドットコムです。

 

今回から全3回にわたって、原状回復工事の現場シリーズをお届けします。
施工の様子や工事の流れを、実際の写真とともに丁寧にご紹介していきます。

第1回となる今回は、原状回復工事のスタート地点ともいえる

間仕切り壁の解体作業」について取り上げます。

今回の現場は、東京都練馬区にあるアパート1室。
限られた空間の中でどのように作業が進められるのか、リアルな工程をお伝えします

 

退去時の現場では、

 

原状回復ってどこから始めるの?
どんな手順で進むの?」

 

といった疑問を持つ方も多いはず。

そこで、解体に使う道具や注意点を交えながら、プロの視点でわかりやすく解説していきます。

 

 

 


 

 

 

間仕切りとは?その役割と撤去の必要性

 

△クロスを剥がし終えてた状態の間仕切り壁
練馬区マンション

 

間仕切り壁とは、室内の空間を用途ごとに分けるために設けられた内壁のことです。
リビングと寝室、キッチンとダイニングなどを区切る役割を果たし、住空間の使い勝手を向上させる重要な存在です。

 

しかし、原状回復工事ではこの間仕切り壁を撤去するケースが多くあります。

理由は「入居時の状態に戻す」ため。

間取りを変更していた場合は、入居当初のレイアウトに戻す必要があります。

 

また、オフィスや店舗の場合には、借り主が業務用にカスタマイズしたレイアウトや造作物も含めて解体し、スケルトン状態に戻すことが求められます。

こうした作業は専門的な技術と判断が求められるため、経験豊富な内装工事業者に依頼するのが安心です。

 

 

 

 


 

 

 

バールで体開始!撤去作業の流れと注意点

 

△バールで解体作業中

実際の原状回復工事では、まず間仕切り壁の構造や仕上げ材を確認し、最適な撤去方法を選定します。
今回の現場(東京都練馬区・B様邸)では、バールを使用して解体作業を進めました。

 

バールは先端がくさび状になっており、石膏ボードやベニヤ板などの仕上げ材をめくる作業に適した工具です。
壁に亀裂を入れながら、丁寧に部材を外していきます。力任せに壊すのではなく、「壊す順序」や「力の入れ具合」によって、下地を傷つけずに作業を進めることが可能です。

 

解体の過程では、粉塵や破片が舞うため、養生や換気、作業員の安全対策も欠かせません。
特に居住中の物件や共用部の多いアパートでは、音や振動にも十分配慮する必要があります。

間仕切り壁の撤去後は、構造体のコンクリートや軽量鉄骨が露出した状態になります。
ここから次の工程へと進んでいきます。

 

 

 


 

 

 

解体後の状態と原状復の今後の流れ

 

△解体作業後の壁などの廃材

バールでの解体作業を終えると、間仕切り壁はすっかり撤去され、
内部の構造体がむき出しになります。

石膏ボードの破片やビス・金物の残りがないかを丁寧に確認し、清掃・片付けを実施することで、次工程への準備が整います。

 

原状回復工事では、「解体して終わり」ではありません。

ここからが本番とも言える、内装の復旧工程が始まります。
壁や天井の下地組み直し、クロスや床材の貼り替え、設備機器の設置、最終的なクリーニングまで、現場の状況に応じて多岐にわたる作業が展開されていきます。

特に賃貸物件の退去後に求められる原状回復は、貸主側との契約条件をしっかり確認したうえで進める必要があります。

どこまで戻すのか」
「設備は残すのか撤去するのか

などの細かな取り決めが工事内容を大きく左右します。

 

当社では、そうした条件の確認や現場調査からサポートしております。
専門業者ならではの視点で、最適な原状回復プランをご提案いたします。

 

 

 


 

 

 

まと原状回復工事は“最初の一歩”が肝心です

 

△解体作業途中

今回は、原状回復工事の第一歩である

間仕切り壁の解体作業

についてご紹介しました。

一見地味に思える解体作業ですが、実はその後の工事の精度や仕上がりに直結する、非常に重要なプロセスです。
丁寧な下準備と確かな施工技術が、全体のクオリティを支えています。

今後のシリーズでは、解体後のLGS(軽量鉄骨)組みや仕上げ工程など、現場の具体的な流れをさらに深掘りしていきます。

住宅やマンション、オフィスの退去工事をご検討中の方は、ぜひ続編もチェックしてみてください。

 

 


 

 

当社では、お見積もりから施工完了までワンストップで対応。
中間業者を通さず自社の職人が施工することで、コストを抑えながら高品質な仕上がりを実現しています。

 

原状回復工事・内装リフォーム・オフィス移転など、工事の大小に関わらず、どうぞお気軽にご相談ください。

 

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化粧パネルとは?オフィスや店舗に最適な腰壁材の特徴と施工例

こんにちは、オフィス回復ドットコムです。
当社では東京都豊島区・池袋を拠点に、原状回復工事や内装工事を関東一円で行っております。

このブログでは、現場での施工例や内装に関する豆知識をお届けしています。

今回のテーマは「化粧パネル」。
中でもオフィスや店舗の腰壁として人気の高い、実用性と美観を兼ね備えた内装材です。
実際の施工写真を交えながら、その特徴と使いどころをご紹介します。

 

 


 

 

粧パネルとは?

 

店舗内装工事(池袋)にて化粧パネルを施工中
不燃・防汚性に優れ、公共施設でも人気の仕上げ材です

 

化粧パネル(化粧板)とは、板材の表面に装飾加工を施した建材のことを指します。
合板や石膏ボードの表面に、化粧紙・塗装・樹脂シートなどを貼り付けることで、耐久性や美観を高めた製品です。

主な種類としては以下のようなものがあります:

 

  • ●メラミン化粧板
  • ●化粧ケイカル板
  • ●ポリエステル化粧板 など

 

「化粧板(けしょういた)」という読み方は、「血小板(けっしょうばん)」と似ていますが、内装材なので「いた」と読みます。

 

 

 


 

 

粧パネルのメリット

 

化粧パネルを使う最大の利点は、見た目の美しさだけでなく、機能性にも優れている点です。
以下のような性能を持つ製品も多く、用途に応じて使い分けが可能です。

 

  • ●耐水性に優れている
  • ●キズや汚れに強い
  • ●抗菌・抗ウイルス仕様の製品もあり
  • ●バリエーション豊富でデザイン性が高い

 

特に腰壁部分に使用すれば、人がぶつかりやすいエリアでも美観を保ちやすく、施設の清潔感を長く維持できます。

 

 


 

 

工事例|腰壁に化粧パネルを使用した理由

 

以下の写真は、実際の現場で化粧パネルを使用した施工例です。

 

△化粧パネル施工事例①:江東区教育施設

△化粧パネル施工事例②:江東区教育施設

 

 

この現場では、腰から下(高さ約1,200mm)までの範囲に化粧パネルを施工しました
これは、主にベビーカー置き場として利用されるスペースであり、壁面に直接触れる可能性が高いためです。

化粧パネルは石膏ボードに比べて衝撃に強く、水にも強いため
壁の保護材として非常に優れた効果を発揮します。

 

 


 

 

め|化粧パネルは「腰壁材」として最適

 

化粧パネルは、内装における機能性とデザイン性を両立できる優れた建材です。
特にオフィス・店舗・施設の「腰壁材」として取り入れることで、美観と耐久性の両面から空間価値を高められます。

 

当社では、ご予算・ご希望に合わせた最適な仕様をご提案し、設計〜施工まで一貫して対応いたします。

「どの素材を選べばいいのか迷っている」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 


 

 

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